中国旅行必携アプリ総まとめ

ひと目でわかる要点
アリペイ・WeChat Pay・DiDi・Trip.comまで、中国旅行で現金なしで生き残る12アプリ。

中国旅行必携アプリ – TL;DR
中国は現金の使用がほぼ消滅した国です。コンビニ、レストラン、タクシー、観光地のチケット売り場、さらには屋台の食べ物までQR決済が基本です。外国人も2024年から Alipay・WeChat Payに海外クレジットカードを連携させて使用できるので、必ず出発前に設定を完了させましょう。
| カテゴリー | アプリ |
|---|---|
| 決済必須 | Alipay(アリペイ)、WeChat(ウィーチャット) |
| タクシー | DiDi(ディディ) |
| 宿泊・航空 | Trip.com |
| 地図 | Baidu Maps、Apple Maps |
| 翻訳 | Papago、Google翻訳(オフライン) |
| ツアー・入場券 | Klook、KKday |
| VPN | 出国前のインストール推奨 |
⚠️ 重要: 中国ではGoogle、YouTube、Gmail、LINE、Instagramなどが遮断されます。VPNなしでは使用不可です。必ず出国前にVPNアプリをインストールし、サブスクリプションを完了させてください。中国現地ではVPNアプリのダウンロード自体がブロックされる場合があります。
1. 決済アプリ – 最初に設定すべきもの
Alipay(アリペイ、支付宝)
📱 ダウンロード: App Store | Google Play
中国1位の決済アプリ。アリババグループが2004年にリリースして以来、現在中国内で10億人以上が使用する国民的決済プラットフォームです。外国人も海外クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB、Discover)連携が可能です。
- Tour Pass(外国人専用): 最低200元チャージ後90日間使用可能。外国人専用のQRスキャン決済機能です。
- 設定手順: アプリインストール → 海外電話番号で登録 → パスポート認証 → 海外クレジットカード連携 → Tour Pass設定
- 利用可能場所: コンビニ(7-Eleven・FamilyMartなど)、レストラン、タクシー(DiDi連携)、観光地チケット売り場、ホテル、ショッピングモールなど加盟店95%以上
- 内蔵翻訳機: 16言語対応。アプリ内のレストラン注文・宿泊予約などに翻訳機能が適用されます。
- ミニプログラム: DiDiタクシー、美団(メイトゥアン)フードデリバリー、Trip.comなどをAlipayアプリ内で直接開けます。
- ヒント: 日本出発前にAlipayの設定を完全に完了させましょう。中国現地ではアプリの初期設定が煩雑な場合があります。
- 注意: Tour Passの残高は90日後に失効します。未使用の残高は返金申請が可能です。
WeChat(ウィーチャット、微信) + WeChat Pay
📱 ダウンロード: App Store | Google Play
WeChatは中国のLINEであり決済アプリでもあります。2011年にテンセントがリリースして以来、現在中国内で13億人が使用するスーパーアプリで、メッセージ・通話・決済・ミニプログラム・ニュース・ショッピングがひとつのアプリに統合されています。
- WeChatが必須な理由: 現地のホテル・レストラン・ガイド・旅行会社と連絡を取る際、WeChatなしではほぼ不可能です。日本のLINEのように、中国ではWeChatが基本的な連絡手段です。
- WeChat Pay: 海外クレジットカードを連携させて直接決済が可能です(事前チャージ不要)。Alipayより設定が簡単な場合があります。
- 外国人登録: 海外番号で登録可能。既存のWeChatアカウントがあれば中国訪問前にあらかじめログインしておきましょう。
- ミニプログラム: 現地レストランのメニュー注文、鉄道チケット予約、観光地の事前予約などをWeChat内で行えます。
- ヒント: 中国の知人・ガイドがいれば、WeChatの友達に追加しておきましょう。旅行中に助けを求めたり、リアルタイムでやり取りしたりできます。
- 注意: 2024年時点で外国人の取引限度額は1回あたり$5,000、年間$50,000までです。
2. タクシー
DiDi(ディディ、滴滴出行)
中国最大のタクシー・配車アプリ。2012年設立以降、現在中国400以上の都市で運行しており、一般タクシーより安く、料金が事前に確定されて透明性があります。
- DiDi国際版: 英語対応アプリ。App Store・Play Storeで「DiDi」または「DiDi International」を検索
- Alipayミニプログラム: Alipayアプリ内でDiDiをミニプログラムとして直接開けるため、別途アプリなしでもタクシーを呼べます。
- 料金: 一般タクシーより約10〜20%安い場合が多いです。
- 英語ルート: アプリで目的地を中国語または英語で入力するとドライバーに自動的に伝達されます。言語の壁なく移動できます。
- ヒント: 北京・上海でAlipayを通じてDiDiを呼べば、別途アプリのインストールなしで便利です。
- 注意: DiDiは中国内でVPNなしでも使用可能です。
3. 宿泊・航空
Trip.com(トリップドットコム、携程)
中国最大の旅行予約プラットフォーム。ホテル・航空券・高速鉄道チケット・バス予約が可能です。1999年に上海で創業した中国1位のOTA(オンライン旅行代理店)です。
- 英語対応: Trip.comのグローバルサイト/アプリは英語完全対応
- 高速鉄道(高铁): 北京↔上海・上海↔広州など主要路線の予約が可能。外国人のパスポートでも予約可能です。
- ホテル: 中国全域のホテル・ゲストハウス(客栈)予約。高級ホテルからユースホステルまで多様です。
- Alipay連携: アリペイのミニプログラムとしても利用可能です。
- ヒント: 中国大都市のホテルはTrip.comで予約すると現地価格と同等か、より安い場合があります。Agoda・Booking.comと比較して選びましょう。
4. 地図
Baidu Maps(百度地図)
📱 ダウンロード: App Store | Google Play
中国ではGoogle Mapsは遮断されます。百度地図は中国現地1位の地図アプリで、Apple Mapsより詳細度が高いです。
- 正確性: 中国内の地図精度がApple Mapsよりはるかに高いです。路地・グルメ・店舗情報も豊富です。
- 公共交通: 北京・上海の地下鉄・バス路線検索が可能です。
- 言語: インターフェースは中国語中心ですが、英語・韓国語のPOI(関心地点)検索も可能です。
- オフライン: 都市別オフライン地図のダウンロードが可能です。
- ヒント: 百度地図が難しければ、Papagoで目的地の漢字を翻訳して検索すればよいです。またはGoogle Mapsの保存済み場所をオフラインで使う方法もあります(中国現地の座標と差がある場合があります)。
Apple Maps(アップルマップ)
中国ではGoogle Mapsは遮断されますが、Apple Mapsは正常に動作します。英語インターフェースで便利で、北京・上海・成都・深センなど大都市の情報が比較的よく反映されています。
- オフライン保存: iOS 17以上で特定地域のオフライン保存が可能
- 公共交通: 北京・上海の地下鉄路線を含む
- ヒント: Apple MapsとBaidu Mapsを併用すると、互いに補完的に活用できます。
5. 翻訳
Papago(ネイバー)
📱 ダウンロード: App Store | Google Play
韓国語↔中国語翻訳に最強です。中国でVPNなしでも使用可能な場合が多く、Google翻訳の代替として強くおすすめします。
- カメラ翻訳: レストランのメニュー表・薬局の商品・観光地の案内文をリアルタイムで翻訳します。
- 音声翻訳: 韓国語で話すと中国語音声で出力。現地の人と会話する際はスマホを渡せばよいです。
- オフライン: 中国語簡体字のオフラインパックを事前にダウンロードしておきましょう。
- ヒント: 中国でLINEの代わりにWeChatを使うように、翻訳機もGoogle翻訳の代わりにPapagoを基本として使いましょう。
Google翻訳
📱 ダウンロード: App Store | Google Play
中国ではVPNがなければアプリが正常に動作しません。しかし中国語オフラインパックを事前にダウンロードしておけば、インターネットなしでも基本翻訳(テキスト・カメラ)が可能です。
- オフラインパック: 中国語簡体字(Simplified Chinese)のオフラインパックを日本で事前にダウンロードしましょう。
- カメラ翻訳: オフラインパックがあればカメラ翻訳もインターネットなしで可能です。
- 注意: 一部の機能(音声翻訳・会話モード)はインターネットが必要です。VPN接続後に使用しましょう。
6. ツアー・入場券
Klook
📱 ダウンロード: App Store | Google Play
中国の主要観光地の事前予約。KlookはVPNなしでもアクセス可能な場合があります。
- 万里の長城入場券: 北京の八達嶺・慕田峪の万里の長城予約。現場購入の待機なしで入場可能です。
- 紫禁城(故宮)予約: 紫禁城は事前オンライン予約が義務化されています。現場購入は不可。
- 上海ディズニーランド: 事前予約必須。ピークシーズンには早期売り切れ。
- 上海外灘ルーフトップツアー、成都パンダ基地ツアー
- ヒント: 中国の主要観光地(紫禁城・黄山・張家界など)は現場購入が不可、または待機が非常に長い場合があります。必ずKlookまたは公式サイトで事前予約しましょう。
KKday
📱 ダウンロード: App Store | Google Play
Klookとともに中国のツアー予約に活用。北京・上海・成都・桂林など様々な都市のツアー商品があります。
7. その他の重要情報
VPN – 出国前に必ずインストール
中国旅行で最も重要な準備のひとつです。LINE・Instagram・YouTube・Googleサービスを使用するにはVPNが必須です。
- おすすめVPN: ExpressVPN、NordVPN、Astrill、Surfsharkなどの有料VPNサービス
- ⚠️ 注意: 無料VPNは中国で動作しない場合が多く、セキュリティリスクがあります。有料サービスを推奨します。
- インストールのタイミング: 必ず日本を出発する前にアプリのインストールとサブスクリプションを完了させましょう。中国現地ではVPNアプリ自体がダウンロードできません。
- ヒント: 中国到着後にVPNが動作しない場合、日本の家族にアプリのダウンロードリンクやAPKファイルを事前に受け取っておく方法もあります。
アプリインストールチェックリスト
- Alipay(Tour Pass設定、カード連携完了)← 最も重要
- WeChat(WeChat Pay設定完了)
- DiDi(またはAlipay内のDiDiミニプログラム)
- Trip.com(ホテル・鉄道予約)
- Baidu Maps(都市別オフライン保存)
- Papago(中国語オフラインパック)
- Google翻訳(中国語簡体字オフラインパック)
- KlookまたはKKday(観光地事前予約)
- VPN(出国前インストール・サブスクリプション完了)← 絶対に忘れずに
中国旅行にeSIMが必要な理由
中国ではGoogleが遮断されているため、国内ローミングや一般的な海外eSIMではGoogleサービスが使えません。ただし、Alipay、WeChat、DiDi、Trip.com、Baidu Mapsなどの中国現地アプリは現地通信網で問題なく動作します。中国専用eSIMまたは中国ローミング対応eSIMを使えば、現地データですべての必須アプリを安定して使用できます。
注: アプリの詳細は2025年時点の情報であり、サービスポリシーは変更される場合があります。

